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「賃金・物価スパイラル」が起きない日本の是非 欧米ほど深刻でないインフレは手放しで喜べず

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  • 太田 聰一 慶応義塾大学経済学部教授

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(写真:2022 Bloomberg Finance LP)

世界的なインフレの高まりを受け、「賃金・物価スパイラル」という言葉が注目を集めている。FRB(米連邦準備制度理事会)のパウエル議長は5月4日の会見で「賃金・物価スパイラルは見られない」としつつも、昨今の急激な賃金上昇は持続可能ではないとしてインフレと賃金上昇の両方を抑制する意向をにじませた。

英国でも6月初頭、ジョンソン首相が「賃金・物価スパイラルが始まれば、金利の引き上げで物価上昇にブレーキをかけることが唯一の治療法になる」と、賃金上昇への警戒感をあらわにして、労働組合陣営の反発を買った。

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