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IKKOさん「他人と比較するのは無意味」と考える訳 ほかの誰かの価値観の中で生きていていいの?

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  • IKKO 美容家

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何かと厳しい時代、穏やかに日々を過ごすにはどうしたらいいか(写真:shige hattori/PIXTA)
美容家・IKKOさん、6年ぶりのエッセイとして話題の『1ミリの優しさ』。本稿では同書より、「他人と比較すること」など、IKKOさんがブレない人になるために「やめたこと」を、5つ紹介する。生き方に悩み、さまざまな苦労を重ねたからこそ語れる、優しく背中を押すメッセージが満載だ。

自分に向いていない枠にはめられない

① 他人の価値観に自分を当てはめない

周りの大人が言う、いい高校、大学、大企業に入って何歳で結婚して、というのが私には向いていないと幼心に思っていました。その向いていない人生の選択を押し付けようとする大人がすごく嫌だった。なんで決められた枠の中にはめようとするのだろうって。

その枠に入らないためには自分の生きてゆく道を早く決めることが大切だと気づきました。会社に行って男らしく働くのは、私には向いていないから、私に水が合うところはどこだろうと考え抜いたの。それが美容室でした。

今ある自分の幸せをしっかりとかみしめることが大事!(写真:GLAD提供)

当時は美容室で働く男の人は、女性っぽい中性的な人が多かった印象でした。だから、そこでなら働けるのじゃないかと思った。他人からどう言われようと自分に水が合うと思った場所は、確かだと思う。他人に主導権を渡さずに、自分の人生は自分で決めること。

② 他人と比較しない

人生が行き詰まったとき。人は必ず、自分の身近な人たちや環境などを比較したくなるものです。

だけどよく見えるものほど、その中に入っていくと、意外や意外、今の自分の環境より、もっと大変なこともあると思うの。どんなに幸せそうに見える環境でも、思い通りにいかないことは必ずあるから。だからこそ、今ある自分の幸せをしっかりと噛み締めることが大事です。

もう1つ大切なのは、今いる場所と「相性」が合うのであれば、それは素晴らしい環境だということを、忘れないでほしい。手放してしまうと、もう同じ場所には戻れないから。

人生は比較するものではない。それぞれのよさがあるから。

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【年を重ねるごとに感じる「量より質」】

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