ジェロントロジーとは、ひと言でいうと、人間がポジティブに歳をとることを何よりも大切にしている学問です。ギリシャ語の老人(geron)と学問(logy)を組み合わせた言葉で、日本語では加齢学とも訳されます。
免疫に関する研究で知られるロシアの生物学者、イリヤ・メチニコフが1903年に提唱しました。ちなみに、彼は1908年にノーベル生理学・医学賞も受賞しています。
大事なのは心・体・美のバランス
では、ポジティブに年をとるためには、どうすればよいのでしょうか?
そのためのヒントが、心・体・美のバランスです。人間には、年をとるにつれて、さまざまな変化が生じます。その変化のなかで、いかにこの3つのバランスを保つかが大切なのです。
一番わかりやすいのは、体の変化です。視力が低下したり、筋力が衰えたり、以前は簡単にできたことができなくなったりもするでしょう。急激に体が衰えてしまうと、心が追いついていかず、ふさぎ込んでしまう人もいるかもしれません。
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【年齢を重ねるということは…】
