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未来の生活予測には「SF的な発想」も役に立つ デジタルの意味をきちんと理解する人は少ない

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佐々木俊尚(ささき・としなお)/作家・ジャーナリスト。1961年生まれ。早稲田大学政治経済学部中退。毎日新聞記者、『月刊アスキー』編集部を経て、2003年フリーに。(撮影:尾形文繁)

DX(デジタルトランスフォーメーション)という用語がさかんに使われ、どこの企業でも「DXを推進しよう」というスローガンが掲げられている。

しかしDXが示すデジタルの意味をきちんと理解できている人は、案外と少ないのではないか。

とくに目につくのが、IT(インフォメーションテクノロジー)やさらに古いOA(オフィスオートメーション)との混同である。前者は2000年代、後者は1970年代から使われている用語だが、どちらも意味は似ている。一言で言えば「ビジネスのプロセスをデジタル化すること」だ。

例えば、それまでは郵便で行っていた伝達をファクスに変更し、さらには電子メールやメッセンジャーアプリにする。紙で保存していた文書を、デジタルデータに変える。保存先もハードディスクからクラウドに変更するなどだ。

根本を変えるDX

DXはそれらとは異なり、AI(人工知能)やビッグデータなどデジタルの力によって「ビジネスのプロセスそのものを変更する」ことである。例えば自動車産業は、AIによる完全自動運転が実現すれば、単なる製造業から、円滑な交通システムを担うビジネスに変貌するかもしれない。そういう地平まで見通し、実現への道のりを考えていくのがDXだ。

では、実際にDXがどう生活を変えていくのか、それを読み解く5冊の本を紹介していきたい。

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