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IPOの優等生と劣等生 コロナ禍以後の新顔を分析

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イラスト:今井ヨージ

市場デビューした新規株式公開(IPO)銘柄がどのようなパフォーマンスを発揮したか。新型コロナ禍直前の2020年1月から直近までについて、初値からの騰落率をランキングした。

1位のNexToneは、音楽著作権の管理事業を展開する。日本市場で9割超のシェアを握るJASRAC(日本音楽著作権協会)の対抗軸として00年に設立された。著作権管理のみならず、配信プラットフォーム向けの音楽・映像コンテンツの供給も手がけ、主に両事業が収益を稼いでいる。11月には、ユーチューブの推奨配信会社パートナーにもなった。

5位のENECHANGEは、電気・ガス料金の診断や他社との比較検討サービスを提供する。電力・ガス会社の契約切り替え手続きをオンラインでできるようにし、その対価として電気代またはガス代の2%を電力会社などから継続的に得ている。「ストック型のビジネスモデルが投資家から評価されている。データを使ったビジネスも非常に可能性が大きい」(城口洋平CEO)という。

そのほか4位のビザスクや13位のプレミアアンチエイジング、17位のウェルスナビなどは新興成長ランキングなどで触れたとおり。売り上げの成長率が高ければ、当然株価のパフォーマンスも高くなる。

はやりのテーマもご用心

不名誉にも初値騰落率ワースト1位となったのが、フィーチャ。車載カメラやドライブレコーダー向けの画像認識ソフトウェアを主力とするが、開発案件の中断などが響き21年6月期は前期比38%の減収、営業赤字に転落した。今後は画像認識技術を交通監視やインフラ制御に生かすことを狙う。

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