解答は「ビジネススキル」でした

解説
デジタル化の進展は、文章による情報発信の機会を爆発的に増やした。ビジネスシーンでは、電子メールが電話と並ぶコミュニケーション手段として定着し、社内連絡を中心に、さらにスピーディーなチャットも使われる。
コロナ禍の中では、インターネット通販の利用が増え、デジタルマーケティングが加速した。顧客を引きつけるため、写真や動画とともに、大量の記事が求められている。
SNS(交流サイト)が個人に与えた影響も大きい。インターネット普及当初はブログが主流だったが、フェイスブックやツイッターなどソーシャルメディアが多様化し、今や誰もが気軽に情報を発信する。最近は、note(ノート)のようなプラットフォームで、自分が書いた文章を販売することも容易だ。
ビジネススキルとして、また個人の生活を充実させるため、文章力の必要性は増した。ところが、「文章を書くのは苦手」という人は多く、SNS世代の若者の日本語力低下を嘆く声も強い。文章生成AI(人工知能)の開発が進み、文章作成の一部は自動化可能になってきた。が、まだ実用段階には届かず、現状、文章は人が書く以外にない。
注目される文章術
今年、話題になった『「文章術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。』の共著者の一人、藤吉豊氏は、東洋経済オンラインの記事で、文章の型、構成の重要性を説き、ビジネスの場面では「結論を先に」するのがコツだとしている。
周囲に文章があふれている今、受け手が最後まで丁寧に読んでくれるとは限らない。冒頭で結論に言及することは、情報伝達のうえで大切だ。大学入試の小論文など論理的な構成を要求される文章でも、序論に当たる第1段落で結論を述べ、以降にそれをサポートする理由などを列挙。最後に序論を発展させた結論で締めくくるのが基本とされる。
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