解答は「ジンコウボーナス」でした

解説
中国共産党創立100周年の今年7月1日、北京・天安門広場での式典に臨んだ習近平・国家主席は演説を「中華民族の偉大な復興という中国の夢は必ず実現できる」と締めくくった。
中国は人民解放軍を増強し火星探査機の火星着陸にも成功。軍事・経済・科学技術大国としての地歩を固めている。14億という巨大な人口を原動力に、建国100年の2049年までに経済、軍事、文化などあらゆる面で米国に追いつき「社会主義現代化強国」になるとの発展目標を掲げる。
だが、文化や政治的価値などのソフトパワーではなく、軍事・経済力などのハードパワーに依拠した外交姿勢は、他国の警戒を招いている。6月に英国で開かれたG7サミット(主要7カ国首脳会議)共同宣言は、新疆の人権状況や香港の自治、台湾海峡の安定など中国をめぐる問題に言及。同月の北大西洋条約機構(NATO)首脳会議も中国の動きを「体制上の挑戦」と見なす声明をまとめた。人権や民主主義を掲げる米国と同盟国の包囲網は強まっている。
少子高齢化が深刻に
中国国内の問題にも目を向けると、少子高齢化が経済成長に影を落とす。今年5月に発表された国勢調査の結果によると、総人口は10年前より約7200万増えたが、伸び率は鈍化していて、22年にも減少に転じるとの見方もある。
背景にあるのは、1970年代末に始まった一人っ子政策の影響による少子化だ。16年に2人目の出産が全面容認されたものの、出生数の減少に歯止めがかからず、出生率は日本やイタリア並みの世界最低レベルだ。政府は3人目の出産も認める方針を示すが、産児制限緩和の効果には懐疑的な見方が広がっている。
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