6月、米国のメジャー、全米女子オープンゴルフで笹生優花プロが、大会史上最年少19歳11カ月17日で初優勝を挙げました。それも畑岡奈紗プロとのプレーオフ。こんな日が来るなんて、感激と感動で心が震えました。
いつか日本ツアーからポッと米国ツアーに行って、日本の選手がメジャーで勝つのが夢でした。それがここ3年で、2019年渋野日向子プロの全英女子オープン優勝に続き2人目。日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)の目標がかなってものすごくうれしいです。米ツアーにも長く参戦された樋口久子プロから3人目の世界メジャー制覇です。
笹生プロの強さは、何といっても圧倒的な飛距離とその球の強さ。男子プロ並みの迫力です。アプローチも多彩でなかなかボギーを打たない技術力。そしてコースの攻め方は頭脳的。とても新人のゴルフとは思えないすばらしいプレーで20年、国内2勝を挙げています。
メジャー最終日、笹生プロは前半でダブルボギーを2つたたいて、そうとうがっかりしたところを、キャディーのライオネルさんに「まだまだ残りホールがあるからプレーに集中することが大事」と諭され、心を切り替えて最後まで諦めずに、我慢を重ねながら後半のバーディーにつなげ、首位を捉えました。18ホール全体を俯瞰しながら戦略を立て、それを着実に実行していく技術力と心の強さなど、あの若さで敬服します。
国内2勝のときは無観客でしたので、プロ入り後初めて大勢のギャラリーの前での勝利、それもあの大舞台でひるまず、声援を味方にしてしまう。その力は才能だと思います。2019年、全英女子オープンで笑顔いっぱい、思い切りのよいゴルフで勝った渋野プロと共通します。
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