世界四大メジャー大会の初戦、マスターズトーナメントは例年どおり4月の第2週に、創設者の球聖ボビー・ジョーンズと設計家アリスター・マッケンジー設計の、オーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブで、世界の名手たちによって熱戦が展開されました。コースの至る所に植えられている花々は、聞くところによるとマスターズが開催される週に合わせて満開になるように育てられているとか。コースに足を運ぶパトロン(ギャラリー)も、選手の好プレーとともにコースの美しさに心奪われるに違いありません。
というのも、私がそのマスターズや全英オープン、また、米ツアーを転戦するときには、つねに女房とともに旅しており、どの試合に行っても私以上に平常心を保っている女房が、マスターズの週が近づくと「何か新しい洋服でも用意しようかしら」と気遣うのです。マスターズは、試合そのものは激しい選手たちのぶつかり合いですが、一面、人々の心を熱くする祭典でもあるのです。
マスターズの前週、オーガスタナショナル女子アマチュアが開催され、日本の高校3年生の梶谷翼さんが優勝というニュースがありゴルフファンを驚かせました。そして今年、そのマスターズで優勝したのは松山英樹。松山はアマチュア時代の2011年に、マスターズのローアマにも輝いています。その年は東日本大震災の年。東北福祉大学2年生だった松山は大会参加を迷ったようでしたが、日本人初のローアマのタイトルを取り、東北の方々に勇気と希望を与えました。
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