今ではレッスン書よりも、YouTube(ユーチューブ)を徘徊すれば、あふれるほどのゴルフ技術に関連する動画がある。
個人的な意見だけれど、僕がついうなずいてしまうのが、星野英正の「オレに任せろ!」というレッスン動画だ。彼は、質問に対して真摯に向き合い、思考し、答える。そして、押し付けない。その説得力に、つい長時間見てしまう。もう一つは、中井学の番組だ。
面白かったのは「日本では、頭を動かすな」と口を酸っぱく教えているが、アメリカでは「むしろ前傾姿勢をずっと保つ」ことを教えているという話だった。
YouTubeのレッスン番組は、確かにわかりやすい。文字では伝えきれないこと、ともすると誤解される可能性もある細かな部分を、動画で見れるメリットがある。
でも、どうだろう。それでも伝えきれていないものがあると思う。それはジャンボ尾崎の言葉を借りれば「健全な肉体に、完全なスイングが宿る」ということだ。とくに、中高年になって肉体的な衰えがあれば、YouTubeのレッスンはさして役立たない。まずは、そういう動きができる肉体を整えることが必定だからだ。
シニアプロたちに聞くと、彼らのボディーケアは徹底してる。その肉体があってこそ、健全なスイングができると承知しているからだ。これには時間と努力が必要だ。もちろん追い求めていくけれど、それにも増して、頭脳と心の持ちようならば、すぐにでも心がけることができる。
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