松山英樹が、マスターズで日本人選手として初優勝した。1936年第3回マスターズに戸田藤一郎と陳清水が初参加して以来、85年ぶり、日本人選手挑戦33人目の快挙だった。
日本のメディアも気が早いけれど、米国のメディアも、マスターズ優勝直後の大会に出場した松山英樹に「来年のチャンピオンズディナーのメニューは、どんな日本食を出すんですか?」と質問するありさまだった。チャンピオンズディナーは、前年度優勝者がホストを務め、過去のチャンピオンを招待して開かれる夕食会である。通常、火曜日の夜にオーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブのメインダイニングで開催している。
実は、この経費は、ディフェンディングチャンピオンが、全額負担することになっている。「請求書を見たら、びっくりするほどの値段だったよ」と、驚いた選手もいたそうだ。
この慣例は、52年のトーナメント開催中、ディフェンディングチャンピオンのベン・ホーガンが歴代の優勝者全員を招待したのがきっかけだった。最初は「マスタークラブ」と呼び、ホーガンは、オーガスタと大会関係者に敬意と感謝を込めてチャンピオンたちが集まって一夜を過ごそうという趣旨だった。
来年のディナーのホストは、松山英樹ということになる。スピーチをし、おもてなしをし、自分が選ぶ料理をメニューに加えることができる。「日本食は、おいしいものがたくさんあるので、まだ考えていません」というコメントを、松山は出している。2020年はタイガー・ウッズがホストで、オーガスタロールというすしを出した。
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