解答は「ミライヨソク」でした

解説
あなたの読書量はどのくらいだろうか。本誌読者には意外かもしれないが、現在は「あまり読めてなくて」「本屋はご無沙汰」という人が多数派のようだ。文化庁が2019年に行った「国語に関する世論調査」では、「1か月に大体何冊くらい本を読むか」の問いに、「読まない」と回答した人が47.3%、「1、2冊」が37.6%だった。
さかのぼると、02年度の同調査での「読まない」は37.6%。その6年後の08年度には46.1%になり、以降は横ばいの水準が続く。コロナ禍で生活様式が変わり読書時間の増えた人もいるだろう。だが、インターネット、ユーチューブ、SNS(交流サイト)など情報媒体が増える一方の昨今、読書習慣が失われるのは無理からぬことかもしれない。
書籍の売上額も下り坂だ。全国出版協会・出版科学研究所によると、20年の紙・電子を合わせた「書籍」(雑誌・漫画以外)の推定販売金額は7062億円。ここ5年では7.7%減だ。e(イー)コマースの時代というが、電子書籍の比率は5.7%止まり。急成長の電子コミックに比べると伸び悩んでいる。
書籍ならではの情報量
情報媒体が多様化する現代でも、「読書をしたからこそ得られる経験」はあるはずだ。書籍の特徴は、一度に得られる情報・知識の量の多さにある。新聞記事やテレビのニュースが要点を押さえるものである一方、書籍では主張の根拠まで深く展開されることが多く、読者は著者の論とじっくり向き合える。章立てにより情報・知識が体系的に構成されるのも書籍という媒体の特徴といえよう。
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