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キャリア・教育 #1億人の「職業地図」

「複数の仕事をできるほうが可能性は広がる」 インタビュー/サイボウズ 社長 青野慶久

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あおの・よしひさ 1971年生まれ。松下電工(現・パナソニック)を経て、97年にサイボウズを設立。政府の「働き方変革プロジェクト」の外部アドバイザーも務める。2男1女の父。(写真:サイボウズ)

自分がどう働きたいのか、何に喜びを感じるのかは人それぞれ。そんな多様化した時代だからこそ、自分が納得する軸選びが非常に重要だ。年功序列・終身雇用を前提とした会社選びはすでに終わった。これからは自律型組織で楽しく働けるかどうかが会社選びの基準となるだろう。

働き方も変わる。正社員にこだわらない働き方が増える中で、1つの会社で週5日働くのではなく、週3日働いて副業することも、当たり前になる。人生100年時代といわれているが、どのように60歳以降も働いていくかということも考える必要がある。

10年後の社会は想像がつかないが、AIやロボットの発達は間違いない。定型的な業務はすべて置き換えられていく。そうなったとき自分が何に幸せを感じるのか。納得できる判断軸を若いうちから考えなければならない。人間がAIに勝つことは難しくなる。

1本足打法でなく複数の仕事ができることが可能性の幅を広げる。例えばマネジメントができてプログラミングスキルもあるといった得意なことがいくつもある人がより重宝される。その道を究めたプロでなくても、ある仕事をそれなりの単価でできる人も、稼ぐ手段を増やすことができるだろう。

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