──スマートシティーは従来の街と何が違いますか。
一言でいえば、「利便性と環境性に優れた街」ということだ。都市のオペレーティングシステム(OS)をつくってサービスを提供する。街のあちこちに設置したカメラやセンサーなどのデバイスから情報を収集、交通・移動データや購買・消費データを集積して、互換性のあるデータに変換するのが都市OSだ。これをAIで分析してさまざまなソリューションにつなげる。
サービスとしてはオンデマンドバス(利用者の予約に応じて運行され行きたい場所に行けるバス)、病院とネットでつなぐ遠隔医療などが考えられる。飲食店のデリバリー予約から自宅の電気代支払いまで、専用アプリで何でも済ますという構想もある。
──どのような国で開発を進めていきますか。
スマートシティーを含めた複合都市開発の主戦場は東南アジアになる。日本は経済発展に伴い、1960年代に都市部に多くの人々が住むようになった。同様に、現在は東南アジアで都市化が進んでいる。そのため交通渋滞などの問題が起きている。
スマートシティーをつくることは交通渋滞の緩和など、都市化に伴う課題の解決につながるかもしれない。スマートシティーの需要は高い。とくに足元ではインドネシア、ベトナムに注力している。
──インドネシア郊外エリア開発への参画を発表しました。
インドネシアの不動産デベロッパー大手のシナルマスランドと、ジャカルタ郊外のBSDシティーにおける100ヘクタールの新規開発用地で15年ぐらいかけてスマートシティーを開発する。
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