解答は「キヨガクチヨウタツ」でした

解説
新たな事業分野を切り開く成長型の新興企業を「ベンチャー」企業と呼ぶようになったのは、日本が高度成長期にあった1970年代ごろとされる。海外では、新興企業に投資するファンドを「ベンチャーキャピタル(VC)」と呼ぶが、その投資対象企業の呼称は「スタートアップ」が一般的だ。日本でもこの呼称がベンチャー企業とほぼ同義に使われるようになってきたが、次々と会社を立ち上げるシリアルアントレプレナー(連続起業家)も多い米国を発祥の地とするスタートアップは、M&A(合併・買収)による会社売却や新規株式公開(IPO)など、エグジット(出口戦略)を意識したニュアンスも強いとされる。
70年代の日本では、米国に倣って相次いで設立されたVCの投資を受け、日本電産、キーエンスなどが登場し、第1次ベンチャーブームといわれた。次いでベンチャー企業の未公開株を扱う店頭市場の登録基準緩和などを受けた80年代の第2次ブームでは、エイチ・アイ・エス、ソフトバンクなどが台頭。インターネットが普及していった90〜2000年代には、日本でもストックオプション制度導入や、東証マザーズなど新興市場の開設が進んだこともあり、楽天やDeNAのようなITベンチャーが飛躍し、第3次ブームを巻き起こした。
ベンチャー投資は、創業初期をエンジェル投資家、事業拡大期をVCが主に担うことが多い。近年は金融緩和長期化を背景に、拡大期のベンチャー投資に大量の投資マネーが流入。幻の一角獣に例えられる企業価値評価額10億ドル超の未上場企業「ユニコーン」が、世界中で数多く出現するようになった。
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