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ライフ #ゴルフざんまい

コロナ禍における日米ゴルフ界の違い 日本ではトーナメントをいきなり再開しても大きな期待は望めない

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(イラスト:ソリマチアキラ)

当たり前の生活サイクルだったものが、異質な生活サイクルを強いられる痛苦は、人の穏やかさをかき乱す。それはゴルフだけの世界をとってみても同様だ。

いつもなら4月のマスターズで春を感じ、興奮や感動を味わって、6月の全米オープンが待ち遠しい時節のはずだった。ポッカリと空洞感と戸惑いを感じる。これが観る側でなく選手という当事者にとってみれば、国内外を問わずトーナメントのイベントが次々と中止になって、行き場のないありさまが続いている。

そんなさなかに、いち早くトーナメント再開スケジュールを発表したのが、米ツアーだった。日本では、緊急事態宣言が出されて間もない4月から5月にかけてだった。6月中旬という時期を区切っての発表だった。

その再開に向けて、あらゆる予防手段を設けたばかりではなく、5月25日には、タイガー・ウッズとフィル・ミケルソンのチャリティーマッチを企画し開催した。これはケーブルテレビ史上最多の580万人が視聴したという。そのチャリティー金額がおよそ21億5000万円、新型コロナウイルスの救済基金として贈られた。

つまりいまだ終息していないさなかに、ゴルフトーナメント開催に向けての取り組み方や予防策、社会貢献を巧みにつくり上げて、機運を呼び起こそうとしたのだ。

それは米国という国のスポーツ文化、ゴルフ文化がもたらすものかもしれない。鬱積したストレスをスポーツ観戦で解消することは、通常の生活サイクルに含まれたものだと思う。

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