──家庭向けインクジェットプリンターの需要が高まりました。
欧米や中国などで販売台数が伸びている。新型コロナウイルスの感染拡大で在宅勤務・教育が増えているから家庭での印刷需要がこれまでよりも増えている。
一方で(東南アジアや南米などの)新興国では経済活動が制限されて小売店が休業した影響もあり、販売は厳しい状況だ。これらの地域はもともと大容量インクタンクモデルを中心に成長していた地域だ。コロナ影響が収まれば成長は戻るだろうが、短期的にはインクジェットプリンターの販売にはプラスマイナス両方の影響が出ている。働き方改革の流れで家庭向けの需要が高まっていく面はあるが、ペーパーレス化は止まることがないとみて楽観はしていない。
──オフィス向けのインクジェット式複合機の拡販を進めてきましたが、戦略は変わりますか。
オフィスでの印刷量は減っているが、当社のオフィス向けのシェアはまだ小さく、既存のレーザープリンターをインクジェットに置き換えることで拡大を続けたい。
社会課題の解決や持続可能な循環型経済を牽引していくことを戦略として掲げている。インクジェットはレーザープリンターよりも消費電力が少なく、環境性能が高い。プリントスピードも速く、メンテナンスの回数も減る。
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