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「消費は弱含む。定番商品をより強化する」 松﨑 曉 良品計画 社長

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まつざき・さとる 1954年生まれ。78年中央大学法学部卒業、西友ストアー(現西友)入社。2005年良品計画入社。08年執行役員、11年取締役兼海外事業部長などを経て、15年から現職。
小売業界に打撃を与えた新型コロナウイルス。世界31の国と地域に展開する生活雑貨店「無印良品」も、多数の店舗が休業や時短営業を余儀なくされている。運営する良品計画は17期連続で増収を達成してきたが、2020年8月期の業績予想を未定とした。厳しい情勢の中で打つ手とは。松﨑曉社長が決算発表の場で質問に答えた。

──新型コロナの感染拡大による影響の長期化が懸念されています。

しばらく消費は弱含むだろう。(外出自粛で)あまり購買をしなくなった状況が続くと、物を持たなくてもよい、買わなくてもよいという傾向が強まる。

しかしその中でも、無印が16年から強化してきた靴下や下着など生活の基本となるアイテムは引き続き使われる。消費者がそうした商品を買おうと考えたとき、第一に想起されるブランドとなることを目指して取り組みたい。下着や靴下、Tシャツ、デニムなど定番商品の質を上げ、価格競争力を強化して顧客に提供できるようにする。生活雑貨は今年の秋冬、新たなチーム体制で開発した商品を発売するべく準備を進めている。

販売面では、国内で緊急事態宣言が発令された地域の店舗は99%が休業もしくは時短営業を行っているため、EC(ネット通販)を強化したい。当社の通販サイトやアプリは、商品選択などで使い勝手が悪い部分もあり、より便利に利用できるように改良する。

──景気悪化が見込まれる中、値下げなど価格政策への考えは?

「わけあって、安い」という無印の根本的な考え方はつねに追求していきたい。ただ、利益も非常に大事だ。価格の見直しは、あくまで商品の作り方の変更などで原資を確保して行うことが前提だ。

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