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政治・経済・投資 #マンションの罠

「高額物件でも販売堅調「田の字」脱却は勇気要る」 デベロッパーに直撃5|東京建物

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おおくぼ・まさゆき 1988年東京建物入社。住宅事業第一部事業推進グループリーダー、海外事業部グループリーダーなどを経て2019年に現職。(撮影:梅谷秀司)

東京建物|2019年供給戸数|全国18位(929戸)・首都圏10位(744戸)(供給戸数は不動産経済研究所調べ)

──2017年に竣工した「ブリリアタワーズ目黒」は、平均坪単価にして約600万円という高額さが話題になりました。ところが、昨年から販売が始まった「白金ザ・スカイ」は、それを超える約700万円。価格上昇が止まりません。

目黒を供給してまもなく、他社もそれを超える価格で供給してきましたね。目黒は販売戸数で600戸強あったのですが、それだけ多くの高額マンションが出て大丈夫かと心配もされました。ただ意外にもスムーズに売れまして。そうしたら他社もより高額の物件をどんどん出してきました(笑)。あそこがいくらで売れたから、ここはいくらで売ろう、という考えなのでしょうね。

──値が張るマンションでも、購入できる層はいるのでしょうか。

いると思いますね。富裕層の定義は難しいですが、価格が1億円くらいのマンションならサラリーマンでも買えちゃうんですよ。40代で子どもがいない働き盛りの夫婦とか。立地と建物の評価が高ければ、23区内で駅に近い物件なら7000万~8000万円でもすごく人気になる。

高いので売り切るまでの時間はかかりますが、売れなくて困っているという状況ではありません。当社は中期経営計画で19年のマンション事業の営業利益目標を90億円としていました。すると実際には158億円を達成できました。

一方で、4000万~5000万円くらいのマンションを求める方はたくさんいますが、その価格帯の供給は少ないですね。郊外までいかないと(その価格での供給は)難しいでしょうね。建築費がすごく高くて、これから下がる雰囲気もないので。

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