解答は「シヨウヒドウコウ」でした

解説
「インバウンド」は、海外からやってくる訪日観光客を指す言葉として、今やすっかり定着している。2013年に1000万人を突破した訪日客数は、16年に2000万人台、18年には3000万人台と急増。政府はさらに20年に4000万人の達成を目標としている。
その8割以上を占めるのがアジアからの旅行者だ。背景としては、円安、LCC(格安航空会社)の台頭による空路運賃の下落、アジア近隣諸国の経済成長に伴う余暇拡大などが挙げられる。
中国人観光客が、化粧品・医薬品のほか、日本製紙おむつなどを大量に買い込む「爆買い」が流行語として話題になったのは15年のこと。ドラッグストアやアウトレットモールでは、爆買いする中国人向けに、中国のQRコード決済アプリのアリペイや、デビットカード・クレジットカードブランドの銀聯(ぎん れん)カードに対応してきた。
中国は今年1月に電子商取引法を施行。日本で大量買いした商品を個人で転売するようなネット通販業者に登録と納税を義務づけるなど規制を行ったが、医薬品などの大量購入は依然として続く。観光庁の訪日外国人消費動向調査(19年4〜6月期)によると、中国人1人当たりの買い物代は12万4000円で、全国籍・地域の平均5万6000円の2倍以上と突出して高い。
訪日旅行者が増え始めた当初、外国人の観光ルートは東京、箱根、富士山、京都、大阪を結ぶ「ゴールデンルート」に集中していた。が、近年は訪日リピーターも増加。スキーツアーのほか、三重県の伊勢志摩から、白川郷を経て、龍の頭に見立てた能登半島まで縦断する「昇龍道(ドラゴンルート)」や、その一部で城や古戦場を訪ねる浮世絵コースなど、観光客は地方にも分散するようになった。また、千本鳥居がある京都・伏見稲荷大社など日本人にとっては意外なスポットが、ツイッターやインスタグラム、ウェイボー、ウィチャットなど、SNS上での旅行口コミを通じて人気を呼んでいる。
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