本誌2月16日号「誌上早慶交歓戦」第5回に登場したインターネットイニシアティブ会長の鈴木幸一氏が創設し、手塩にかけて育ててきた「東京・春・音楽祭」が、今年も桜の季節、3月15日〜4月14日に上野で開催される。
記事でも紹介されていたとおり、年々進化を続けてきた同音楽祭は、今や日本屈指のクラシックフェスティバルとしてその存在感を内外に示している。その手腕は、ビジネス同様に見事としか言いようがない。
さて、15年目を迎える今年は、音楽祭の中心に据えられた豪華な2つのオペラ公演に目を奪われる。
まずは、イタリアの巨匠リッカルド・ムーティによる「イタリア・オペラ・アカデミーin東京」公演。これは2015年から毎夏イタリア・ラヴェンナで開催されている教育プロジェクト「若い音楽家のためのアカデミー」初の海外展開である。その第1回公演として日本で披露されるのがヴェルディの傑作オペラ『リゴレット』(演奏会形式/抜粋上演)なのだから、楽しみでならない。
一方、音楽祭の中核を担ってきた「東京春祭ワーグナー・シリーズvol.10」の今年の演目は、ワーグナーのオペラ『さまよえるオランダ人』(演奏会形式)。
ダーヴィト・アフカム指揮によるNHK交響楽団の演奏と、バス・バリトンのブリン・ターフェルを筆頭にした豪華な歌手陣による、オペラファン必聴の公演だ。
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