有料会員登録 東洋経済オンラインとは
ライフ #必ず伝わる最強の話術

数珠つなぎ禁止令 文を長くしないために

3分で読める 有料会員限定
  • 松本 和也 プレゼン・スピーチコンサルタント、元NHKアナウンサー
まつもと・かずや●音声表現コンサルタント・ナレーター。1991年、NHKにアナウンサーとして入局。2016年から株式会社マツモトメソッド代表取締役。

「録音して自分の話し方と向き合いましょう」と繰り返しお伝えしてきました。前回までは、録音を聞き直すときの注意点「早口にならないように気をつける」「話す文章は短くする」の2点をアドバイスしました。今回のテーマは、文を長くしないためのポイントです。

文が長くなる原因を考えてみましょう。自分が話しているときの心の中を思い出してみてください。

多くの方は、「普通に話していると『なんとなく』文が長くなってしまうんですよね」と言います。気持ちはわかりますよ。意識しないと私もそうですから。

普段の会話はそれでいいと思います。問題はビジネスでの会話。時間の限られている中、できる限り端的に話すのは、大切なビジネスマナーですよね。

さて、「なんとなく」の部分を少し考えてみましょう。例えばこんなやり取り。

係長「今日2時からの会議は、予定どおり実施するの?」

部下「あの〜、実は今日なんですけど〜、決裁者である部長は急な出張が入ってしまって不在でして〜、一応ほかのメンバーは資料もそろえて準備はできているんですけどぉ、決裁者がいない中でやっていいのかなぁと……」

こんなふうに部下に答えられると、気が短い係長なら「で、やるの? やらないの⁉」とイライラしてしまうかもしれません。部下が係長に伝えたかったことをまとめると、こうです。

「今日予定していた会議は、決裁者の部長が急な出張で不在になったため、中止すべきか、それとも資料が準備できているので、決裁できるかは別として開催すべきか、判断がつきかねている」

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ライフ

人気記事 HOT

※過去1ヶ月以内に配信した記事の閲覧数