世界で10兆円を超す市場規模となったゲーム業界。ソニーの「プレイステーション4」や任天堂の「ニンテンドースイッチ」といった家庭用ゲーム機に加え、スマホゲームが爆発的に普及するなどプラットフォームの多様化も進む。そうした動向を的確に把握し、魅力的なコンテンツを提供し続けるのがソフトメーカーの役割だ。スクウェア・エニックス・ホールディングスの松田洋祐社長にゲーム業界の展望を聞いた。
──ゲーム業界にとって平成とはどういう時代だったのでしょう。
ビデオゲームの歴史というのは、平成とほとんど歩みを同じくしてきた。元年に当たる1989年に任天堂から携帯機「ゲームボーイ」、その翌年には据え置き機「スーパーファミコン」が発売された。それからソニーの「プレイステーション」や米マイクロソフトの「Xbox」、スマホなどさまざまなプラットフォームが生まれ一大産業に成長してきた。今では文化的にも定着し、非常に広がりのあるエンターテインメントになっている。
われわれにとって最大のイベントはやはり2003年にスクウェアとエニックスが統合したこと。「スクエニ」という略称は当時、からかい半分で呼ばれたりもしていたが、15年ほど経ってだいぶなじんできたと思う。
技術進化が加速 クラウドゲームの時代へ
──ゲーム市場は家庭用ゲーム機、PC、スマホの三つが主軸です。今後はどうなりますか?
平成の終わりとともに、ゲーム業界も節目に差しかかっている。非常に面白い時代だ。
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