ビジネス変革のドライバー AIやIoT関連が業績牽引
これまでITソリューションの主目的はコスト削減や生産性向上だったが、近年は顧客のビジネスの変革をもたらすドライバーになっている。当社はこの動きを「ビジネス4.0」と名付け、第4次産業革命が始まったととらえている。
実例としては、英ロールス・ロイスが航空機エンジンを販売した顧客にサービスを提供する際に、当社が開発したITシステムが活用されている。ロールス・ロイスはエンジンの使用状況に応じて、顧客から収益を獲得する新たなビジネスモデルを構築した。米保険大手オールステート向けには自動車保険のモバイル用アプリを開発した。安全運転の状況に応じて、契約者ごとに保険料に精緻な差を設けることができるようになった。
──業績も好調です。
2018年度第1四半期(4~6月)の売上高は50億ドルの大台に乗り、前年同期比10%増と、2四半期続けて2ケタ成長を維持した。特にAI(人工知能)やIoT(モノのインターネット)関連など、デジタル分野の売上高は前年同期比44%増を記録。ITを戦略的に活用しようとするグローバル企業のニーズに応えるビジネスが急成長を遂げている。
──米トランプ政権がH1B(専門技能職の一時就労ビザ)の審査を厳しくしたことで、インド人技術者の渡米が困難になるなど、売上高の約5割を占める米国事業への影響が懸念されていました。
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