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独禁法違反で社長交代、会社をどう率いる? Interview|大林組 社長 蓮輪賢治

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はすわ・けんじ●1953年生まれ。大阪府出身。阪大工卒。77年大林組入社。2014年常務執行役員テクノ事業創成本部長、16年取締役専務執行役員、18年3月から現職。(撮影:尾形文繁)

再発防止策は全社員に網 再エネこそが成長のカギ

喫緊の課題は法令順守だ。3月に独占禁止法違反の容疑で法人が起訴された事実を真摯に受け止め、再発防止を徹底する。まずは同僚や上司に相談できる風通しのよい職場づくりに努める。

今年5月には再発防止策を公表した。同業他社との会合への出席に決裁を課す点をあげつらい「飲み会禁止令」とも言われるが、そうではない。これまで営業部門に限っていた対象を、全社員に広げたまでだ。リニアのような民間企業同士の契約では、本人の自覚なしに法令違反に巻き込まれるおそれがある。本当に必要な会合かどうか立ち止まって考える機会を与えるのが目的だ。問題ないと思うなら大いに参加すればよく、社員の自由を制限する意図はない。

──2007年にも談合事件を受け法令順守の旨を定款に追加しています。再発を防止できますか。

当時もわれわれなりにルールを作ったが、落とし穴があったなら、変えていかなければならない。今の対策が100%よいという保証はないが、考えうる中で最善の対策を講じる。今年中に第三者委員会を立ち上げ原因究明を図り、有識者の意見も参考にしていく。

──白石達・前社長(現相談役)が辞任した一方、大林剛郎会長の続投案は株主の賛成が7割と低調でした。

株主の見方は承知しているが、財界活動や経営課題への助言など、創業家の働きは不可欠だ。引き続き会長職を全うしてほしい。

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