漸減する国内需要を注視 製油所統廃合の検討続く
全国のガソリンスタンド(SS)数は現在約3万と、ピーク比でほぼ半減した。東京都心部に限れば、7割も減った。SS数は私たちが決めることではないが、自社のSSも含め、これ以上減らしてはいけないと思っている。
今後も国内のガソリン需要は年1〜2%ずつ減少すると見ている。その中で大事なのは効率化。いま四つあるSSブランドを、今後「ENEOS」に統一する。セルフ型やコンビニ併設型、カーケア特化型など、立地に合わせて最適なSSにしていく。
JXTGの国内シェアは約5割。ブランド統一で全国のSSの二つに一つがENEOSになる。同じカードが使えるなど、顧客にとって利便性の向上につながる。今後、電気自動車になろうが、燃料電池車になろうが、エネルギー供給の役割を放棄するつもりはない。
──寡占化が進み、ガソリン価格が高止まりしているという指摘もあります。
末端価格の上昇は大半が原油価格の上昇によるものだ。価格が高くなれば、安い輸入ガソリンがドンドン入ってくる。元売りが過剰なマージンを取ることはできない。
ただ、輸入品は市況が悪くなればサッと引いていく。輸入品頼みだと安定供給は難しい。安定供給はトップメーカーの使命。供給能力に余裕を持ちつつ、輸入品に負けない競争力を持つことが大事だ。
──製油所の統廃合は続きますか。
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