片山晋呉がプロアマ戦で不適切な行為をしたと、メディアが大きく取り上げた。呼応して連日、SNSでも炎上するほどの書き込みがあった。ついには「プロアマ戦不要論」まで飛び出して、久しぶりの日本男子ツアーの大きな話題がこのような形で表現されるのは、ちょっと情けない。真相はまだ明らかになっていないけれど、どうやらプロアマ戦の最中に、ゲストのアマチュアゴルファーを無視するように自分の練習に専念していたということだ。
僕は、昨年の7月に全英シニアオープンのプロアマ戦に参加した。メインスポンサーであるロレックスの招待だった。ロレックスのホスピタリティはすべてが優雅で、しかも行き届いたものだった。空港からの送迎はもとより、1100年にできたという歴史あるホテルはエドワード8世の定宿でもあったという。まるでお城のようなホテルの庭先には、ヘリコプターが3台離着陸できるスペースもあり、すべてのしつらえがソフィスティケートされ、重厚感を漂わせていた。いい意味で、参加するアマチュアに対するもてなしは「心地よい軟禁状態」といっていいかもしれない。
プロアマ大会前日は、練習ラウンドを希望するアマチュアにも対応していた。ホテルではすべてがコンプリメンタリーで、その夜のガーデンパーティ、そしてディナーは相変わらず合わせて5時間近く費やすけれど、決して肩苦しくない愉しい時間だった。そのディナーの席で、翌日のペアリングが配られた。見れば、一組にプロが二人。アマが二人。さらに線引があって、プロ一人に対しアマ一人のチームになっていた。
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