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本末転倒の議論を排す 温暖化を憂えて原発促進

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今年の冬は寒い。前年の冬もそれなりに寒く、夏も寒かった。世のメディアは、いつもは「暖冬異変」や「暑い夏」の話題が多いが、さすがにこの冬は「今年は寒いですね」という言葉が飛び交っている。

地球温暖化を防ぐ「パリ協定」からの離脱を表明した米国には各国から非難ごうごうである。トランプ政権の高官の間では地球温暖化説への懐疑が強いのだろう。

地球温暖化説は自明のこととして日本では認識されている。地球温暖化は当然の前提であり、それに対しどう手を打つかが、いま問われているらしい。

でも本当にそうか? あるいは、二酸化炭素の増加が温暖化を招くとしても、もしこの地球が寒冷化に向かっているとしたら、パリ協定などというものは無用の代物になるのではないか。

温暖化対策の一環として原発の再稼働を論じる向きがある。二酸化炭素を排出しない原発は温暖化防止に不可欠だというのだ。

だが原発はそもそも必要悪であり、誰もこれがベストだとは思っていないけれど、やむをえず使わざるをえないのが日本の実情なのである。だから縮小に向かうべき原発を再稼働して当然、という考えはおかしい。これでは環境を重視するあまり、本末転倒になっている。

ミニ氷河期説もある

地球温暖化説には強い反論があり、科学者たちが全面的にこれを支持しているわけではない。「太陽の黒点」について興味深いさまざまな見解がある。その一つが、「2015年にミニ氷河期が始まっている」というものだ。ミニ氷河期が本格化すると地球温暖化どころではなくなるのではないか。

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