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Interview | 竹中平蔵 東洋大学教授 激論 │ 日本は移民にどう向き合う(容認派)

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東洋大学教授 竹中平蔵(たけなか・へいぞう)1951年生まれ。小泉政権では金融相、経済財政相、総務相などを歴任。2016 年から現職。政府の未来投資会議メンバー。(撮影:今 祥雄)

日本において、移民の受け入れは「必然」と考えるべき。私たちの社会は今、ものすごい勢いで人口が減っている。「人口減少は本当に悪いことか」と疑問を呈する方もいるが、現実に社会が人手不足で困っている。

このまま人口が減り続けると、コンビニの24時間営業が維持できない、宅配便のサービスが制限されるなど、私たちの生活がどんどん不便になっていく。国内のいろいろな産業が成り立たなくなる。社会や経済を支える労働資源を確保する手段として、海外からの移民の受け入れが必要だ。

日本はいまだに外国人労働を明確に位置づけていない。技能実習生としてアジアの国々から来日した多くの外国人が働いているが、その位置づけは、開発途上国の人たちに対する技能や技術の教育。外国人労働の受け入れではなく、あくまで国際協力としての研修制度なんだと。これはごまかしであって、外国人労働としてきちっと受け入れないといけない。

移民受け入れの話になると決まって、「海外からいろんな人が入ってきたら、日本の治安が悪化する」といった反論が出る。もちろん、無差別に入ってきたら困る。私たちの社会に貢献してくれる人だけに来てもらうべきで、非常に厳格な基準が必要。そういうルールを作らないといけない。呼称は「移民法」でも「外国人労働法」でもいい。

今の日本にはそれがなく、出入国を管理しているだけ。不法移民を取り締まる厳密な基準もない。現実から目をそらしていることが結果的に不法移民を増やすことになる。そういう意味でも、われわれは、この問題ともっと正面から向き合うべきだ。

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