今年9月に公式発表された秋篠宮ご夫妻の長女・眞子さまの婚約。一方で、一部週刊誌では妹・佳子さまの「お相手」についても取りざたされている。富士急行のオーナー一族として知られる堀内家の御曹司というのだ。
事の真偽はともかく、富士急グループを率いる堀内家は山梨の名門だ。富士急は1926年に富士山麓電気鉄道として創業し、戦後は富士急ハイランドなど観光・レジャーへ本格進出した。現在は交通とレジャーを中心に連結子会社36社を擁し、富士山麓一帯の観光・運輸を独占的に担う。初代社長の堀内良平氏以来続く政治家ファミリーでもあり、2016年に死去した前社長の光雄氏は通商産業相や自民党総務会長を務め、政界でも力を発揮した。
現在の社長で、良平氏から数えて4代目となる光一郎氏は政界には進出せず、09年の衆議院選挙で光雄氏が落選した後は妻の詔子氏が後継者となったが、詔子氏も山梨の名門一族の出身。戦後の財界に強い影響力を発揮し、「影の財界総理」とまで呼ばれた元富国生命保険社長・小林中(あたる)氏の血筋だ。

訪日客で業績堅調でも薄れる政界での存在感
富士山の世界遺産登録や訪日外国人観光客の増加で、富士急の業績は好調だ。16年3月期の売上高は517億円、営業利益は54億円と過去最高益を更新した。17年3月期は夏の天候不順などの影響でレジャーが伸び悩み、利益は48億円に減った。ただ運輸は訪日外国人客の団体旅行から個人旅行へのシフトで引き続き堅調だ。
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