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政治・経済・投資 #地価崩壊が来る

中国資本はなぜ北海道を買いあさる? 現地住民でも首をかしげる

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  • 宮本 雅史 産経新聞東京本社編集委員
北海道洞爺湖の湖畔。最近、中国資本が近隣の山林を買収した(田中正秋/アフロ)

広大な山林を抱える北の大地・北海道の土地が外国資本、とりわけ中国資本に買いあさられているのをご存じだろうか?

北海道庁によると、外国資本による北海道の森林買収は、2015年末現在で、1878ヘクタール(東京ドーム約400個分)だったのが、16年12月末には2411ヘクタール(東京ドーム約513個分)に増加した。

道によると、ほとんどが中国資本か、中国資本が関係しているとみられる日本やアジアの企業だ。しかも、調査対象は水源地に限られているため、この数字がすべてを網羅しているわけではなく、買収実数は、1~2ケタ多いという指摘すらある。

北海道の複数の地方議員によると、中国資本はこれまで、水源地や観光施設などをスポット的に買収してきたが、最近の買収形態を見ると、「なぜ、こんなところを買収したのか」と、「WHY」という単語がつねに付いて回るという。

「なぜ、こんなところを」

喜茂別町の羊蹄山のふもとにある丘陵地に、中国人による中国人のためのプライベートゴルフ場(約210ヘクタール)が広がる。従業員らによると、営業実態は買収した北京の投資会社のオーナーと現地法人の責任者以外にはわからないという。町によると、当初は会員制別荘地を造成するという触れ込みだったが、今年春現在、具体的な事業計画は進展していない。

他方、喜茂別町に近い赤井川村では、約270ヘクタールの森林地帯が昨年5月、シンガポール企業に買収された。これもオーナーは中国系であると見られている。森林内には、100張り以上のテントを設営できるキャンプ場や白井川の支流が流れ込む釣り堀が3カ所ある。だが、国道沿いに約1.5km続く森林の帯が壁となり、内を見ることはできない。今年7月に再訪すると、国道を挟んで反対側の広大な森林地帯が、同じシンガポール企業に新たに買収され「私有地につき立入禁止」の看板が立てられていた。

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