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米国の大学生が学ぶ「説得力」 ビジネス国語7レッスン 3

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前レッスンでは、論理的でわかりやすい文の書き方を学んだ。ここから先は、文を連ねた文章の書き方を考える。本稿の指南役は、法科大学院やビジネススクール受験者向けの論文指導に定評のある吉岡友治氏だ。

吉岡氏がかつて学んだ米シカゴ大学大学院は、学術論文の様式である「シカゴ・スタイル」の発祥地として知られる。この論文作法の中に、しっかりとした根拠を示し、読み手を納得させる技法がある。

根拠=理由とざっぱくに理解しがちだが、吉岡氏は「理由・説明・例示の三つの要素で構成して初めて、読み手・聞き手を説得できる根拠になる」と解説する。

下の原子爆弾投下を擁護するための根拠は例題だ。まず「なぜなら〜だからだ」の構文を使って、理由を大まかに示す。この理由はあくまで、自分の考えの概要を述べるものだ。

次に続く説明では、先に述べた考えの概要をさらに細分化し、わかりやすくする。例文では、「原爆を投下する→本土決戦放棄→決戦で予想された犠牲がない→決戦で予想された犠牲者数は原爆を上回っていた→原爆はより大きな犠牲を未然に阻止した」と小刻みに論を展開している。論理性に欠ける文章は、この説明が欠落している場合が多い

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