今年7月下旬、香港で一冊の旅行本が発売される。タイトルは「散策王-名古屋」。現地の大手出版社「聯合出版グループ有限公司」が発行する愛知県の観光ガイドだ。香港で愛知県がメインの旅行本が発行されるのは極めて珍しい。
出版社からの打診を受け取材・執筆を担当したのは、香港で日本の中小企業の営業サポートなどを手掛ける会社経営者、ヨランダ・チャウ氏。愛知県内を3週間以上かけて、観光施設や飲食店、県内の穴場スポットなどを巡った。
大村秀章愛知県知事が香港を訪問した際にアテンドするなど、以前から愛知県と縁があったチャウ氏は、「香港―中部間を運航する香港エクスプレスが増便を続けており、ここ数年、香港人の間で中部圏の観光が人気になっている。ただ、名古屋で1泊してすぐに昇龍道を上っていく旅行者がほとんど。愛知県の魅力を多くの人に伝えたかった」と話す。
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