人類の未来 AI、経済、民主主義
ノーム・チョムスキーほか 著 吉成真由美 インタビュー・編
サイエンスライターである編者が、世界最先端の知識人たちへインタビューを試みた「知の逆転」シリーズの第2弾。今回登場するのは5人。
米国の今後とトランプ政権の行方を占う数学者兼言語学者兼政治学者。人工知能(AI)と人間が一体となれば人類は想像を超える新しい存在になると説く発明家の未来学者。欧州連合(EU)の将来、日本の債務問題、民主主義の今後を語る経済ジャーナリスト。最新テクノロジーを武器に持続可能性を目指した都市開発をする建築家。気候変動モデル懐疑論を唱える数学者兼理論物理学者兼宇宙物理学者。
彼らは共通して、複雑な問題をシンプルな物語に収斂させるのは真実を覆い隠す危険な行為だと指摘する。
文部省の研究 「理想の日本人像」を求めた百五十年
辻田真佐憲 著
明治新政府は教育こそ近代化の成否を左右すると考え、中央集権体制が整ってからわずか4日後に東京・湯島に教育行政の中央機関を設ける。文部省の誕生である。以来150年、日本の教育全般を司ってきた。一方で時に廃止が議論されるなど、その存在は決して盤石ではない。
文部省の歴史は、まさに「理想の日本人像」の探究にある。明治の初めは独立独歩で生きて行く個人、昭和の戦前は天皇に奉仕する臣民、終戦直後は平和と民主主義の担い手、高度経済成長期は熱心に働く企業戦士。近現代史の研究家が「理想の日本人像」の変遷を、文部省の現在までの歴史とともにたどり、未来の姿を模索する。教育行政機関のあり方についても見解を示す。
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