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ビジネス #トヨタの焦燥

私たちの「トヨタ論」(4)林 要 「どの上司も同じ反応をする」

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GROOVE X CEO 林 要(43)
はやし・かなめ●1998年トヨタ自動車入社。2011年ソフトバンクグループの後継者育成機関に外部1期生として参加。12年ソフトバンク入社。15年当社創業。

トヨタ自動車では「レクサス LFA」などのプロジェクトやF1の開発に携わった。その後、製品企画部で量産車開発マネジメントの仕事をした。ベンチャーを経営するうえで、ここで培った経験が生きている。

当社は人の心に寄り添う新世代の家庭用ロボットを開発している。メーカーを目指すうえでは、部品発注や在庫管理、カスタマーサポートなどあらゆる要素が求められる。トヨタの製品企画部ではこうした一連の業務のやり方を学んだ。

組織力を最大限生かす

私は昔から開発モノの本が大好きで、小学校のときに読み漁った本の世界観が大人になってからも自分の中に残っていた。製品企画部での仕事は実に奥深かったが、少し完成されすぎていたので、新しい世界を見たいと思って外に出た。

トヨタからソフトバンクに行ってある違いに驚いた。トヨタの管理職は、仕事での問題や課題を相談しに行くと、誰もがトヨタウェーとしての方策を一様に示した。これは人材のクオリティコントロールが極めて高度な証拠で、組織で動く日本人らしさを最大限に生かした会社だといえる。一方、ソフトバンクで上司に報告すると、人によってびっくりするぐらい視点が違った。トヨタとは反対に個の力を生かした運営をしている。

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