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ビジネス #トヨタの焦燥

私たちの「トヨタ論」(3)藤墳裕次 「つねに100点が求められる」

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GLM技術本部長 藤墳裕次(44)
ふじつか・ゆうじ●2005年トヨタ自動車入社。「レクサス」の車体設計を担当した後、11年GLM入社。19年の「GLM G4」量産化に向け開発陣を指揮。

車づくりのルール化をトヨタ自動車は徹底している。トヨタではルールが固まっているので、技術者が自分の思いを入れなくともそれなりの車ができる。誰が設計者でも失敗しない、100点満点の車づくりのためのマニュアルを技術者にたたき込んでいるのだ。

EV(電気自動車)ベンチャーである当社には6年前、「失敗する車づくり」にあこがれて入社した。当社では品質の基準や車づくりのルールが定まっていない。自由な反面、1人ひとりの責任が大きいが、その分やりがいがある。日本初の量産EVスポーツカー「トミーカイラZZ」(税抜き800万円)に続く量産車として、今はEVのスーパースポーツカー「GLM G4」を設計している。新しく採用する部品を組み合わせるので、試行錯誤の連続だ。

トヨタで学んだことも生きている。ニッチなスーパーカーを造るにも安全や快適性など、守るべき一線を保たなければならない。G4は2019年から量産化を開始する予定だが、トヨタで経験したエッセンスを生かして開発に励んでいる。100点満点を目指す姿勢は大事にしながら、何を引き算するかも意識している。

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