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フランス大統領選がEUの岐路に 60周年を迎える欧州連合

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EU(欧州連合)発足から60周年の今年、移民排斥を唱えるナショナリストが欧州の自由主義を破壊しようとしている。最近のオランダ総選挙ではそうした勢力を打ち負かしたが、EUが存続するかを判断するには、今後のフランス、ドイツ、イタリアの選挙結果を注視する必要がある。

EU存続に向けた最初のステップは、ポピュリストの脅威を認識することだ。欧州の大半の人々は、EUを破壊すべくポピュリストを支援するプーチン露大統領の力を過小評価している。オランダ総選挙では極右が敗北したが、他国ではポピュリスト政権樹立の危険は去っていない。

5月のフランス大統領選で極右政党である国民戦線のマリーヌ・ルペン党首が勝利すると、EUには致命傷となりかねない。ルペン党首が敗北しても、次回のイタリア総選挙で反EU政権が発足すれば、欧州通貨ユーロは危機にさらされる。

ポピュリストが政権を獲得できなかったとしても、危機が去るわけではない。オランダ総選挙で極右の自由党は首位の自由民主国民党に引き離され2位となったが、ウィルダース自由党党首は勝者であるルッテ首相に対し、移民に厳しい措置を講じるよう要求した。

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