投資をするにあたって判断材料の一つとなるのが配当利回りだ。1株当たりの予想配当金を株価で割ると算出できる。配当金が同じ額のままならば、株価の上昇で利回りが下がり、株価の下落で利回りが上がるという関係になる。ここでは来期の配当予想を用いて、配当利回りの高い順にランキングした。
ランキングの上位は、業績面で来期以降の回復が見込まれる銘柄と、今期・来期と好調な業績を維持する銘柄が混在する結果となった。
1位のマックハウスは「東京靴流通センター」を運営するチヨダの子会社で、ジーンズを中心としたカジュアル衣料店を展開する。業績はこの9年で売上高が4割近く下がるなど低迷中。ただ2018年2月期は店舗改装や移転増床による大型化も推進することで回復に向かう見込みだ。
2位のキヤノンは16年12月期の業績が減収減益となった。円高に加え、カメラと事務機器の主力2事業の停滞によるものだ。今期は東芝から買収した東芝メディカルシステムズも通期寄与し好転する計画で、来期も継続して上向いていくとみられる。
同じく2位のデクセリアルズとニュートン・フィナンシャル・コンサルティングも今期は最終減益で終わりそうだ。デクセリアルズは電子部材など複合材料を製造販売しているが、円高とタブレット端末向けの光学弾性樹脂の数量鈍化が響いた。来期は生産拠点の集約と早期退職の実施などの効果が出て増益に転じる。
ニュートン・フィナンシャル・コンサルティングは光通信の子会社で、電話勧誘による保険代理店業が中核事業。今期は一部外資系生保の商品販売停止がマイナス要因となる。来期は小幅ながらも増収増益基調に戻りそうだ。
連続増配も期待できるケイアイスター不動産
一方、6位のデザイン住宅を低価格で建築・販売するケイアイスター不動産は、来期も主力の分譲住宅を中心に大きく伸びると思われる。連続増配する公算も大きい。東証2部での新規上場から1年となる昨年12月に1部昇格を果たすなど勢いがある。
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