「もはやなくてはならない存在です」。東京都内のIT企業に勤める30代男性は「UberEATS(ウーバーイーツ)」についてそう話す。男性が働くオフィスには昼食時間帯、黒い箱を背負う配達員がほぼ毎日出入りする。
ウーバーイーツは配車アプリの巨人・米ウーバーテクノロジーズが手掛ける「出前」のサービスだ。ユーザーは専用アプリ内のリストにある店の料理を注文すると、およそ30分〜1時間後に指定の場所で受け取れる。料金は店頭価格と基本的に同じで、事前登録したクレジットカードから引き落とされる。
ウーバーイーツの特筆すべき点は、届ける人が注文した店の従業員ではなく、ウーバーから仕事を請け負った「配達パートナー」であることだ。
配達パートナーには、ウーバーの研修・審査を受けるだけでなれる。働く時間や曜日を事前に決める必要はなく、働ける時間帯にスマートフォンの専用アプリを「オン」にすると、ウーバーがGPSで場所を把握し、近くの配達案件を割り振る。それから指定された店に料理を取りに行き、注文した人まで届けるのが仕事の流れだ。給料は1回の配達につき、走行距離や繁忙期・繁忙時間帯のインセンティブを考慮して算定される。
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