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史上初、アマチュアとして優勝した畑岡奈紗 「日本女子オープン」に現れた17歳の逸材

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(イラスト:ソリマチアキラ)

女子ツアーは今週、「LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」が開催されます。この大会はメジャーであり、今季ツアー優勝者と先週までの賞金ランキング上位25名だけが出場できます。出られることがステータスであり、歴代優勝者を見ても実力者ぞろい。この大会で賞金加算トーナメントがすべて終了しますし、最終戦の優勝者は来年の全英女子オープンに出場できます。海外メジャー出場権と有終の美を飾るべく、トップ選手たちの気持ちが一段と引き締まります。

さて、今季ツアー優勝者で最も目を見張ったのが、17歳でプロ入りを表明した高校3年生、畑岡奈紗選手です。今年10月、プロならのどから手が出るほど欲しいタイトルであり、女子ゴルフで最も古い49年の歴史と伝統を誇るメジャー「日本女子オープン」を史上初アマチュアで優勝したのです。最終戦の出場資格はあるものの、来季の米国女子ツアーの参加資格獲得を目指し、最終テストに出場するため、残念ながら出場しません。

私が畑岡選手のプレーを初めて見たのは、昨年10月末の某大会でした。いつものように日曜日は早朝から決勝に臨む選手をスタート順に見送るために、1番ティーイングラウンド脇にある役員テントに入りました。すると鈴木美重子副会長と樋口久子相談役が「すごいアマチュア選手がいるよ。スイングがとにかくいい」と声をかけてきたのです。この日、畑岡選手はなんとアマチュアながら最終日最終組。280ヤードの飛距離を誇る渡邉彩香選手と一緒です。「どんな選手なんだろう」と期待して見たスイングは、男子プロ並みのヘッドスピードで、力強いキレのある鋭いスイング。「こんなスイングできる子がいるんだ」と目を見張ると同時に正直うれしくなりました。めったに出会えない素質を垣間見たからです。

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