円高進行や中国経済の停滞感など、企業を取り巻く環境には不透明感が高まっている。そんな中にあっても今期、最高益を射程に入れる会社がある。
本業の儲けを示す営業利益で、今期最高益を更新する企業を抽出したところ、2988社中497社に上ることがわかった(『会社四季報』2016年3集夏号予想ベース、16年12月〜17年3月期決算企業が対象)。大型銘柄(時価総額上位500社)と中小型銘柄(同501位以下)に分け、最高益更新率の高い順に掲載した。
大型銘柄の1位はTDK。ただ米クアルコムとの合弁会社設立に伴う一時利益(約1300億円)を見込んでいる。これを除くと減益になるため、訳ありの最高益だ。
実質的トップといえるのは2位の日本新薬。医薬品業界は4月の薬価改定で逆風が吹いているが、新製品の排尿障害改善剤が利益を牽引する。さらに肺高血圧症薬の承認一時金や、欧米でのロイヤルティも見込まれ、4期連続で最高営業益を更新する見通しだ。
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