利益がいちばん増える企業はどこか。『会社四季報』2016年3集夏号の予想を基に、経常利益(米国会計基準やIFRSの企業は税前利益)の前期比増益額をランキングした。上位には前期苦戦を強いられた企業が並んだ。
1位は、不適切会計から混乱が続いている東芝。前期は構造改革費用に加え、のれんの減損損失がかさみ史上最悪の赤字決算となった。今期はコストが大幅に減少し、黒字浮上を目指している。
資源安から前期に多額の減損損失を計上した総合商社では、創業以来の赤字決算となった三菱商事と三井物産が2位と4位にランクイン。今期は黒字復帰を計画するが、まだ病み上がりの段階。利益は2期前の6掛けにとどまる見通しだ。
原油安から在庫評価損で連続赤字に苦しんだ石油各社は、JXホールディングス(3位)、出光興産(9位)、コスモエネルギーホールディングス(11位)などが上位に名を連ねた。今期は逆に巨額の在庫評価損がなくなり、業績は急回復する。
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