有料会員登録 東洋経済オンラインとは
政治・経済・投資 #ビジネス

爆買い依存に潜む懸念 百貨店

2分で読める 有料会員限定
日本製の信頼は厚く、訪日客の購買意欲は旺盛(撮影:今井康一)

「消費の状況はよくない。下期も厳しい」──。

百貨店首位、三越伊勢丹ホールディングスの大西洋社長は、2015年度中間決算の説明会の場で、先行きの展望に懸念を示した。中間期に過去最高の営業益をたたき出したのにもかかわらず、だ。

好業績を牽引したのは、中国人を中心とする訪日観光客による免税品の購買だった。売り上げは前年同期比で約3倍の301億円に膨張。ただ、こうした訪日需要を除くと、国内百貨店の売り上げの伸びは2%にとどまった。特に郊外店は厳しく、伊勢丹立川店は前年同期比0.4%減、三越千葉店は同5.3%減と低迷した。

15年11月には早くも大西社長の不安が的中。4月から10月まで対前年同月比プラスで推移してきた売り上げが、11月は横ばいにとどまった。また、10月まで好調に推移してきたJ.フロント リテイリング(大丸、松坂屋)、高島屋は11月にマイナスへ転落。気温が前年より高かったことから、衣料の販売低迷が響いた。

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

政治・経済・投資

人気記事 HOT

※過去1ヶ月以内に配信した記事の閲覧数