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FRBは市場との対話のやり方を間違えている 難しい運例が迫られる

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FRB(米国連邦準備制度理事会)の情報公開は混乱しており、それを正すほうが、ゼロ近辺の金利からいつ脱却するかというFOMC(米国連邦公開市場委員会)の決定よりもずっと重要である。

IMF(国際通貨基金)は、金利引き上げを先延ばしするよう強くくぎを刺している。私自身は、金利をより長く据え置くべきだと考えているのだが、これにはリスクも非常に大きい。いったんインフレがやってくると、その変化は急激で、金利を後追いで急上昇させることになり、極めて難しい運営を迫られるからだ。もしFRBがその道を選ぶのなら、インフレの変動幅が極端に大きくなりかねないというリスクをきちんと説明すべきだ。

一方、金利は早期に上げることになる、という可能性を否定できる論客もいないだろう。何といっても、国内経済は完全雇用に近づき、内需も着実に増大しているのだから。

だが、「金利を今より高くすること」と「高金利」とを混同するような基本的間違いはしないでほしい。0.25%とか、あるいは1%でさえ、高金利というほどではない。

FRBが12月の会合で金利を0.25%に上げたと仮定しよう。このときFRBは、市場に波風が起こらないよう細心の注意を払ってメッセージを送るだろう。株価にいくらかの調整が入ってもFRBは気にしないはずだ。問題はそこではない。

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