(1) 携帯料金は高くも安くもない
日本の携帯電話料金は、世界的に見て高くも安くもない。最安値はスマートフォン、従来型携帯電話(ガラケー)ともスウェーデンのストックホルムで、最高値はスマホがニューヨーク、ガラケーがロンドンだ(スマホの7GB(ギガバイト)では最高値がドイツのデュッセルドルフ)。東京はその中間に位置する。
日本の問題は(3)で述べるように、その時々のキャンペーンで料金が大きく変動したり、ヘビーユーザーが優遇され、ライトユーザーに厳しい料金体系だったりすること。
経済財政諮問会議で議題となった、消費支出に占める通信費のシェア上昇については、家庭内における携帯保有者数や、1人の複数保有が増えたことなどによるもの。これ自体は世界的にも同じ傾向だといわれている。
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(2) ネットワーク品質は高い水準にある
日本の携帯電話におけるネットワーク品質は、世界でトップクラス。10年間で携帯3社が合計15.1兆円の設備投資を行い、3G(第3世代の通信規格)では2012年に世界に先駆けて人口カバー率100%を実現した。LTE(4Gの中で勢いのある通信規格)でも、3社ともカバー率が90%以上となっている。
その結果、地下街でも山奥でも圏外表示になることは少なく、ほぼLTE網につながる。海外はLTE網整備が進んでいるものの、主要国の都市部でもLTE電波が届かず、3G網につながることは珍しくない。積極的な設備投資や費用構成の違いもあってか、日本の携帯大手3社の営業利益率は米国大手のベライゾン・ワイヤレスなどに劣るが、ネットワーク品質ではもっと評価されていい。
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(3) 日本だけライトユーザーが冷遇されている!
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