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ビジネス #ヤマダ電機 落日の流通王

後継者はやはり息子? ワンマン経営の急所

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「いずれ長男の傑(まさる)さんが後を継ぐというのが、社内では既定路線になっている」

ヤマダ電機の関係者はこう話す。ヤマダは日本ビクターの前橋工場で品質管理を担当していた山田昇社長が脱サラし、松下電器(現パナソニック)の系列店「ヤマダ電化サービス」として1973年に創業。街のパパママ店から巨大な家電量販チェーンを一代で築き上げた。

[図表1]
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現在も豪腕をふるうとはいえ、山田社長は72歳。後継者を誰にするのかという問題も浮上する。

有力候補の一人は一宮忠男副社長だ。山田社長の姉の長男で83年に入社し、右腕として力を発揮。山田社長は2008年に出版した自著(非売品)の中で「ヤマダ電機は私の強いリーダーシップで運営されていると思われがちだがそうではない。一宮忠男COOと一宮浩二前COO(忠男氏の弟、08年死去)の『三人体制』で経営を進められたことが強さにつながった。実質的な創業者が三人いるようなもので、兄の忠男は交渉力がすごい」と評価する。

一宮副社長は08年に社長に一度就任している。ただ13年3月期に2期連続で減収減益になった。これを受けてヤマダ電機は全取締役を1段階ずつ降格する異例の人事を決定。会長だった山田氏が社長に復帰した経緯があるだけに、再び社長を任せるかどうかは微妙だ。

研修施設「礎生塾」に展示された創業時の店舗模型(撮影:谷川真紀子)

あとはタイミングだが経営手腕は未知数

もう一人の候補は山田社長の長男で、広告やプロモーションの担当取締役である傑氏だ。傑氏は08年6月に取締役に就任したが、2カ月で取締役を外れ、12年に復帰した。

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