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トヨタじゃ一財産築けない 成長銘柄を地道に探す 片山 晃 カリスマ投資家

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20代で投資額65万円を12億円まで増やしたカリスマ投資家、ハンドルネーム「五月(ごがつ)さん」で知られる片山晃氏に投資手法などについて聞いた。

かたやま・あきら●機関投資家を経て2014年にベンチャー投資を行うシリウスパートナーズを設立。共著に『勝つ投資 負けない投資』。(撮影:梅谷秀司)

──長期投資が中心ですが銘柄をどのように判断しているのですか?

世の中のトレンドがどこに向かっているのかを知っておくことが大事だと思っている。以前、介護銘柄に大きく投資して大失敗したことがある。需要が増えると期待したが、介護報酬が減らされて利益が出なくなった。国が進めている歳出削減など、もっと大きな流れを考えていれば損失は回避できたはず。

銘柄を選ぶ際には、決算短信など適時開示情報を重視している。定期的に確認することで、「この会社の業績はこんな感じだったな」と頭に入る。そうすれば最新の短信を見たときに、業績の変化が目につく。ポジティブな内容でもネガティブな内容でも、ピンとくるようになる。

有望銘柄を見つけられるかどうかは、ささいな変化やイベントに気づくかどうかの差だと思う。

──会社に問い合わせることもあるのですか?

気になるとIR(投資家向け広報)に電話する。経験則として、「説明されていることがよく理解できないが、ビジネスはうまくいっているらしい」という会社は投資した後に痛い目に遭う確率が高い気がする。

反対に、自分が門外漢であっても説明を聞くとよく理解できる場合は、そのビジネスにうまくいく仕組みができ上がっている。

──中小型株への投資が中心のようですね。

機関投資家などとの情報の格差が小さいのと、流動性に制約があるため大口投資家が入ってこられない。さらに、規模が小さいがゆえに業績の変化率が高く、株価も高いリターンが期待できるから。

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