日本プロゴルフ グランド・ゴールド選手権という大会があった。あまり聞き慣れない大会だけれど、れっきとした公式戦だ。位置づけとしては、日本プロ、日本プロシニアに続いて、60歳以上の選手によるグランド、そして68歳以上の選手によるゴールドの大会なのである。
実は、この大会は3年前から株式会社ゴルフパートナーをスポンサーにつけて、ギャラリーは入場料無料、食事券付きで実施した。大会は2日間。ちょうど男子レギュラーツアーは、茨城の宍戸ヒルズで日本ツアー選手権。女子ツアーは、新潟でヨネックスレディスが同時開催されていた。
この大会の最終日(2日目・土曜日)のギャラリー数が、6093名。1日目が2801名で合計8894名が来場した。その2日目を比較すると、男子の日本ツアー選手権が、4956名。女子が、4859名だった。
もちろん、男子は3日目だし女子は2日目だから、単純な比較はできないけれど、それにしても、と思うのだ。このグランド・ゴールドの大会には、注目選手はいない。青木功、中嶋常幸が出場しているわけでもないし、50歳代のシニアも出場していないから尾崎直道や井戸木鴻樹もいない。にもかかわらずこれだけのギャラリーを集めてしまうのはなぜだろう。無料で食事券付き、という理由も確かに大きいが、それだけだろうか。
ゴルフファンは、トーナメントを観戦したいという意識がある。けれども、行こうと行動に起こすだけの動機づけが乏しい。フェイスブックに書かれていた女性の意見では、 「この前の中日クラウンズのときも、アテストが終わってクラブハウスに向かうときに、ギャラリーの方たちがサインや握手を求めても無視している選手がいました。それもたばこを持ちながら歩いていて、握手を求めても『たばこ持っているから』と言った選手がいたけど、右手がふさがっていても左手で握手できるじゃん、と思いました。これは全員じゃないですし、一生懸命に笑顔でファンサービスしてくれるプロだっていますよ」 とコメントがあった。
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