今年5月に「ネット企業への投資を加速する」(孫正義社長)と宣言したソフトバンクが早速動いた。6月3日、韓国のネット通販(EC)サイト「クーパン」を運営するフォワードベンチャーズへの出資を発表、7月上旬にも10億ドルを投じる。持ち株比率は非公表だが、同社は複数のベンチャーキャピタルからも投資を受けている。
フォワード社は2010年にボム・キムCEO(36)が設立。短期間で韓国最大手級のECサイトへと成長した。スマートフォンアプリは韓国だけで2500万超ダウンロードを誇り、売上高の75%をモバイル端末からの利用が占めている。
ソフトバンクはこれまで韓国企業への出資を、子会社のソフトバンクベンチャーズコリアを通じて行ってきた。だが今回は、孫社長が「最も有力な後継者候補」と語る、元グーグル幹部のニケシュ・アローラ氏(6月19日に副社長就任)が手掛けている。アローラ氏は5月末にフォワード社の取締役に就任済みだ。
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