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ライフ #ゴルフざんまい

現代ゴルフは球打ちよりもまず基礎体力 自慢のふくらはぎが財産

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(イラスト:ソリマチアキラ)

今も昔も、日本人の多くはマスターズが終わるとゴルフの冬眠から覚め、「さあ、シーズンに向けてゴルフの練習でもすっか」って方が多いんじゃないですかね。

そのマスターズのチャンピオンは弱冠21歳の米国の若者、ジョーダン・スピース。感心したのは、ゴルフのうまさは当然ながら、基礎体力の強さですよ。子供の頃からいろんなスポーツを経験して自然に身に付けたんでしょうな。

オーガスタのようにフェアウェーやグリーンの面に微妙な斜面がある場所でのプレーは、特に基礎体力が大きくモノをいいます。それに広い米国や世界各国を旅するのも基礎体力。仕事先に着いたらすぐ練習→体がばてちゃった、では話になりませんからね。日本でわれわれの年代がプロゴルファーを目指した頃は「球打ち職人は、球打ってりゃうまくなる」と教わってきましたけど、その頃は試合数も少なく、1試合、4日間を乗り切る体力があればよかったんですが。今や日本の男子ツアーは、試合数が減ったとはいえ毎週のようにあるし、そのうえ海外の試合も視野に入れれば、アジアンツアーや、欧州、米国など、球打ちだけでは手に負えません。

その現代を意識したかは記憶にありませんが、私が若かりし頃、我孫子ゴルフ倶楽部の同期である鷹巣南雄が所属していた千葉の鹿野山で、巨人軍の王貞治さん、柴田勲さんたちが冬のキャンプを張ると聞いたんで、そこに加わらせてもらったんです。野球選手にとっては軽めのトレーニングだったらしいけど、結構タフ。ほかのスポーツ選手と同じようにゴルフにも基礎体力が必要だと感じさせられました。昨年のプロ生活50周年のパーティで、ジャンボ尾崎が「そのふくらはぎがあれば、まだまだ大丈夫」と言ってくれたけど、今も相撲の関取と同じような自慢のふくらはぎは、その頃作り上げた私の大切な財産なのです。

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